2018.6.8配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
筑駒 貝塚正輝のもう中学受験塾はいらない!(晃華学園が2月1日午後に参入!活況を帯びる女子の2月1日午後入試!)
入試対策室の室長、貝塚正輝です。これからこのメルマガでは、中学受験の現場から、様々な情報を皆様にお伝えしていきます。中学受験に関する有益な情報を少しでも多く手にしておくことが、受験成功の大きなカギとなることは言うまでもありません。 皆様のお役に立つことができましたら、幸甚でございます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、初回にご紹介致しますのは、晃華学園中学校の入試変更点についてです。
晃華学園では、これまでは2月1日午前と2月3日午前の、2回の実施でしたが、2019年度入試より、2月1日午後入試が新設されます(詳細の募集要項は、2018年9月以降の発表が予定されています。
新設の2月1日午後入試ですが、開始時間が15時15分と16時の2つから選ぶことができます。
そこで、この改革がもたらす、受験生にとってのメリット・デメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。以下に挙げてみました。
《受験生のメリット》
- 複数回受験になり、合格のチャンスが増える!
- 16時開始の入試を選ぶことで、余裕をもって移動することができる!
- カトリック系女子校を志望する場合に、2月1日午前に光塩女子(総合型試験)、午後に晃華学園、2月2日に白百合学園という組合せが可能になる。
16時開始を選べるというのは、かなりのメリットと言えます。午前の入試から午後入試の会場への移動は、どうしても慌ただしくなり、それが生徒さんの気持ちにも少なからず影響することがあります。それが解消されるだけでも大きな価値があります。
《受験生のデメリット》
- 第1回入試の募集人数が70名から50名に減ることで、競争が激化する。
- 第2回入試を上位層が受験する可能性が高く、競争が激化する。
やはり競争激化は避けられないところです。
晃華学園と言えば、学年の4割以上が国公立大、早慶上智、医学系の大学に進学するトップクラスの女子校です。英語教育には定評があり、授業が英語のみで行われる英英授業や、英語を用いてのプレゼン授業なども実施されています。高校では、東大・京大の入試問題が扱われるなど、高いレベルでの英語への意識づけが進められることもあり、高い人気を誇っている学校です。
晃華学園の午後入試参入は、来年度入試の大きなトピックスになること必至です。
ぜひ学校に足を運ばれて、学校の雰囲気を味わってみてください。
学校説明会やイベントなどの詳細は、学校HPをご覧ください。
以上、現場から貝塚がお伝え致しました。
中学受験鉄人会 入試対策室
室長 貝塚正輝
(筑波大学附属駒場中高卒)