2017.9.22配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
日能研4・5年生 第5回 算数攻略ポイント!
<算数 5年生 第5回>
比の基本ついて学びます。
【攻略ポイント1】
「考えよう1」は、比の意味と表し方についての問題です。基準になっている量が後になることを覚えてください。何がもとになっているのか判断しなければなりませんが、割合の単元でも同様のことをやっているので問題ないでしょう。
【攻略ポイント2】
「考えよう2」では、まず比の値の表し方が何対何ではなく、分数の形にしたものであることに注意しましょう。テストでも、うっかりミスしやすいポイントです。
【攻略ポイント3】
「考えよう3」は比を簡単にする練習です。 整数どうしの場合は分数の約分と同じ感覚でスムーズにできると思いますが、小数や分数のときには10倍、100倍したり、通分したりと作業が増えます。また単位つきの数字は最初に単位をそろえることになります。特に時間の単位に慣れておくと、あとで速さの単元で楽になります。
【攻略ポイント4】
「考えよう4」は、比例式の計算で□を求める問題です。イコールの左右を比べて何倍かすぐわかるものは、楽に答えを出せると思いますが、何倍かわかりにくい場合は「内項の積=外項の積」を利用します。カリテではこの公式が成り立つ理由を聞かれる可能性があります。
今回からしばらく「比」の勉強が続きます。単位のない抽象的な数字である「比」を使いこなせるかどうかで受験算数は勝負が決まると言ってもよいでしょう。今回学ぶ、考えよう3の「比を簡単にする」と考えよう4の「比例式で□を求める」問題は、比の分野の九九のようなもので、すらすらできるようになるまで、とにかくたくさん練習することが大切です。計算ができるようになったら問10やオプ活8のような文章題で改めて比の意味を確認してみましょう。
<算数 4年生 第5回>
【攻略ポイント1】
「小数÷小数」の計算は、前回学んだ「整数÷小数」と考え方は同じです。小数点をずらした後に、もとの小数点を消しゴムで消さないようにしておきましょう。
【攻略ポイント2】
さて、もう一つのテーマである「小数の四捨五入」です。前期に整数の四捨五入を扱っていますが、その回は、未満、以上などの言葉の説明から数直線の読み書きの練習、そして四捨五入だけでなく切り上げや切り捨てによる概数の求め方など盛りだくさんの内容で、メインの四捨五入の練習が授業では十分できない状況のようです。ここが苦手な人はまず整数での四捨五入が大丈夫かどうか確認しておいた方がよいでしょう。
【攻略ポイント3】
「考えよう2」で特に注意したいのは、末尾の0を省略してはいけない時があるということです。例えば、小数第1位までのおよその数で求める場合、5.0を5としてはいけません。0を消してはいけない場合と消さなくてはならない場合の区別をつけておきましょう。
【攻略ポイント4】
「考えよう3」では、小数÷小数の答えを四捨五入で求めます。どの位まで計算するのか最初に確認してから計算を始めるとむだなくできます。また、問7のような範囲を言葉で表す問題は難しいのでオプ活3の穴埋め形式で慣れてからがよいかもしれません。
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