2016.12.2配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
日能研4・5年生 第15回算数・国語の攻略ポイント!
<5年生 算数 第15回>
図形上の点の移動がテーマです。
【攻略ポイント1】
「考えよう1」は何秒後にどこにいるのか考える問題です。スタート地点と動くスピードをまず確認してから考えます。(3)は頂点に止まった時なので答え易いのですが、辺の途中で止まった場合も、その位置を言葉で表現できるようにしておいた方がよいと思います。
【攻略ポイント2】
「考えよう2」は何秒後に面積がどうなるのか考える問題です。動く点がどこにいるかわかれば、あとは単純な面積の問題になります。
【攻略ポイント3】
「考えよう3」は面積の変化をグラフに表す問題です。今までと同様に、スタート地点、ゴール地点、動く速さをチェックしてから始めて下さい。グラフをかくコツは、増え方や減り方の様子が変わる特別なポイントだけ調べることです。スタート、曲り角、ゴールの瞬間は何秒後に何平方cmかを数値化してグラフに点を打ち直線で結びます。直線図形の辺上を1つの点が移動する場合はグラフは直線になるので、途中の状態は調べる必要がありません。
問3はグラフから読みとれる数値と図形を関連づける問題です。 問4は2つの点が動くので複雑そうに見えますが、点の位置を特定できれば、これもただの平面図形の問題です。 問8はさらに旅人算の考え方を利用することになります。
なお、今回学ぶほとんどの問題は、何秒後かの静止画像をイメージして平面図形として処理すると、うまくいきますが、最近の入試では、面積の変化の様子を動的にとらえる問題が増えています。上位生はオプション理解の問3、4やオプション活用の問6などに取り組んでみましょう。
<5年生 国語 第15回 短歌 約束と感動の中心>
今回の学習は短歌をあつかいます。
【攻略ポイント1】読解
まず短歌の基本事項を覚えておきましょう。 以下が基本事項です。
- 形式「五七五七七」の定型詩のひとつである。
- 「五七五七七」それぞれを「初句二句三句四句結句」と呼ぶ。
- 「初句二句三句」を「上の句」、「四句結句」を下の句と呼ぶ。
- 音数が少ない短歌を「字足らず」、多い短歌を「字余り」と呼ぶ。
- 意味上、切れ目がある短歌があり、「初句切れ」「二句切れ」「三句切れ」「四句切れ」と句切れを表現して、切れ目がない短歌を「句切れなし」と呼ぶ。
- 特定のことばを呼び出す「枕詞」を覚える。「たらちねの」→「母」、「あしびきの」→「山・峰」、「あをによし」→「奈良」
- 表現技法が使われることがある。
以上の7つを理解しておきましょう。
次に、短歌は詩と同じく作者が何を見て何を感じているかを考えてみましょう。描かれた情景をとらえることがポイントになります。ことばが難解な場合もあり接しにくいと思います。しかし、単語一つ一つから情景を感じ取ることが大切です。
【攻略ポイント2】語句 助詞・助動詞
品詞の学習の最後の回になります。助詞・助動詞は文節の中の二つ目以降の単語で、それ自体では意味を持ちませんが、様々な単語に接続して文に意味を添えます。従って意味の違いや用法の識別が入試では問われます。どのような意味や用法があるのかを確認して覚えておきましょう。入試では頻出の単元です。
<4年生 算数 第15回>
集合について学びます。 解き方としてはベン図・表・線分図の3つの道具があります。どれも一長一短があって、問題によって使いわけます。
【攻略ポイント1】
「考えよう1」は表がかいてありますがペン図でも解けます。
【攻略ポイント2】
「考えよう2」はベン図が初めからのっていますが何もない状態から自分でかけるようにしましょう。表でも解くことができます。
【攻略ポイント3】
さて問題は「考えよう3」です。四角形の分類ですが、正方形、長方形、平行四辺形、ひし形の定義そのものを理解し、含有関係を整理することになります。長方形は平行四辺形の一種だと言われても納得しない子もでてくるでしょう。図形の分類自体は重要なテーマですが、ベン図を初めて習う授業の題材としては難しすぎる気がします。 問6は必ず解いておきましょう。答えが1つに定まらず範囲で求める問題は線分図の利用が有効です。これも図がのっていますが、自力でかけるようにして下さい。極端な場合を2つ想定します。ベン図で解くと、輪の中に輪が入りこんだり、周りが0になるなど特殊な図になってしまします。上位生は他の問題集などで輪が3つ重なっているベン図を解いてみましょう。
<4年生 国語 第15回 説明文U 中心文と段落>
前回に続き説明文の2回目の学習です。
【攻略ポイント1】読解
今回の学習目的は段落内の中心文をとらえることです。中心文とは筆者の考えや意見を述べた文です。説明文には話題に関する事実が提示されています。そして、その事実の起因や影響、結果が筆者の考察によって説明されています。こうした筆者独自の視点で述べられた文が中心文となります。 また、考察から対策などの意見が述べられていることもあります。これも中心文として押さえておきましょう。中心文をとらえる手がかりとしては、繰り返し使われている言葉を含む文、考えや意見を示す文末表現が挙げられます。こうした手がかりをもとに各段階内の中心文を探して、内容理解を深めましょう。
【攻略ポイント2】ことばの用法 同義語T
今回は、同義語をあつかいます。同義語とは漢字は違うが、似た意味のことばを言います。入試では同義語(類義語)を書きなさいといった直接的な設問や文章内の類義語から記述の解答を導き出すこともあります。大事な単元ですのでテキストに記載されていることばは暗記、理解して使えるようにしておきましょう。
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