2016.6.14配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
日能研5・6年生 第35回算数・国語の攻略ポイント!
<算数 6年生 第35回>
速さのグラフと、動く点の問題を扱います。
【攻略ポイント1】
「考えよう1」〜「考えよう3」はダイヤグラムの読み書きの復習です。前回学んだ旅人算の出会いや追いつきの動きがグラフ上ではどのような形になるのか視覚的に把握できるようにしましょう。 「考えよう4」も道のりを適当に設定すれば同じように解けますが、ここでは比を利用した解法を習うはずです。(2)ではグラフの形から三角形の相似を利用し図形的に処理する方法も教わるでしょう。初めは解きにくく感じるかもしれませんが、速さの難問では必須の手法です。考えよう5は図形上を点が移動する問題です。グラフからわかる情報をうまく活用します。
【攻略ポイント2】
「深めよう1」はやや動きが複雑な旅人算です。このような時はダイヤグラムが役に立ちます。文章の内容をグラフに表してみます。大雑把でかまいません。場合によっては何度も書き直す必要もでてくるでしょう。利用できる数値などを書き込んだうえで、解くための手がかりを探します。文章を図式化してから考えるというこの作業はとても大切です。文章では気づきにくいものがはっきり見えて、それが解決の糸口になることがよくあります。
【攻略ポイント3】
「深めよう2」は設問ごとに視点を変える必要がある問題です。(1)(2)は点の位置を特定すればあとは単純な求積問題です。(3)は2つの点の出会い算です。一方(4)のように出会う場所が指定された場合は公倍数の問題になってしまいます。
【攻略ポイント4】
この他では問8の問題が気になります。2人の間の距離を示したグラフです。一旦ダイヤグラムに書き直して解くのが定石です。グラフの見方がわからずとまどう人も多いと思います。近年の入試傾向から考えると距離間グラフの問題はもっと重視すべきかと思います。他の大手塾のテキストではもっと手厚く扱っているケースが多いです。入試で出題された場合、日能研生が不利になる可能性もありますので、他の問題集などでもっと難しい問題も含めて距離間グラフの問題を十分練習することをおすすめします。
<国語 6年生 第35回 物語U 心情を類推する>
物語の2回目になります。
【攻略ポイント1】
今回は登場人物の心情を類推する学習です。類推とは手がかりから「間違えなくこうであろう」と判断することです。 人物の心情は必ずできごとと関連しています。できことを細かく見ていくと「会話」「口調」「表情」「動作」などがあります。また、その場面の情景や比喩などの表情技法も判断の材料になります。こうした手がかりをもとに心情を具体的に表現します。手順として、まず心情語を自身で用意します。次にその心情の根拠となるできごとをまとめて用意した心情語とあわせて解答を作ります。難関校では、複雑な心情の説明が求められます。したがって心情語は二つ用意することがポイントになります。例えば「悲しく、やるせない気持ち」などです。複雑な心情を適確に表情できているかが部分点獲得の鍵になります。テキストの472ページ以降に心情表現がまとめられていますので参考にして下さい。
【攻略ポイント2】語句 品詞W
前回に引き続き入試頻出の問題をあつかいます。テキストに記載されている単語の識別方法を習得していきましょう。本科テキストでの文法の学習は最後になります。夏期講習でスムーズな演習ができるように32回からの語句の復習を是非行なって下さい。
<算数 5年生 第35回>
今回から割合の勉強です。
【攻略ポイント1】
「考えよう1」はどちらが基準になっているのか判断し、その基準値の方でわれば割合が求められます。 「考えよう2」は百分率です。4年で初歩的な内容は学んでいます。小数や分数とパーセントの換算をスムーズにできるように練習して下さい。パーセントが小数値の場合ミスしやすくなるので注意しましょう。「考えよう3」は歩合の表し方の練習です。今回は1回わり算をするだけで答が出る単純な問題ばかりでつまらないのですが、次回以降の基礎なので、しっかり理解しておきましょう。
<国語 5年生 第35回 論説文W 対照的内容(2)>
前回に引き続き対照的内容を学習します。
【攻略ポイント1】
前回は、2つのことがらを比較して筆者の主張をとらえることがポイントでした。今回は逆接の内容に着目します。前回より細部の読み取りになります。逆接の内容をとらえるには手がかりとなることばに着目します。「しかし」などの逆接の接続語や「それに対して」「前者・後者」など比較していることば、「対義語」などがそれにあたります。例えば読解Tの設問一と二が逆接の内容を答える問いです。本文の読み取りには欠かせない視点であり技術となりますので、対照的内容をとらえられるようにしておきましょう。入試では記述の解答のプロセスになったり選択肢の根拠になることが多いです。
【攻略ポイント2】語句多義語
今回は多義語の学習です。多義語とは一つのことばで多くの意味を持つことばを言います。例えばテキストにあるような「道」や「目」がそれにあたります。文の中でどのような意味として使われているかを考えて自分のことばで具体的に言い換えることがポイントになります。入試では抽象的な内容を具体化して答える場面があります。その記述力を養う基礎的な練習になりますので一つの一つ丁寧に演習して下さい。
われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。