2010.02.19 配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
市進学院の生徒さんへ、合格をつかむ為の1年間の学習計画の立て方
[1]はじめに
2月を迎えて、市進学院をはじめとする大手進学塾の新学期がスタートしました。ここでは市進学院の新小6生を中心に、中学入試合格に向けてこれからの1年間の過ごし方をアドバイスします。
[2]教材について
市進学院における“三種の神器”である教材は、必修・授業プリント・ホームタスクです。必修は、ひと通りの学習事項をまとめた本であり、いわば教科書です。授業は、まずこれを用いて新出事項を学習します。
そして、授業内で問題演習をするために用いられるのが、授業プリントです。毎回の授業で配布されます。科目ごとに専用のファイルがありますから、キチンと順番に挟んでゆきましょう。さらに類似問題の演習を家庭でするための本がホームタスクになります。
[3]最も学習計画が立てやすい市進学院
市進学院は、生徒が最も学習計画が立てやすい塾です。1学期、2学期、3学期、そして、春期講習、夏期講習、冬期講習ごとに、詳細な学習日程カレンダーが配布されます。毎回の授業ごとに、学習テーマが明記されており、必修の第何章に該当するかが示されています。
これによって、生徒は1週間の学習計画はもちろん、1ヶ月間、さらには数ヶ月間にわたる学習計画を立てることが可能です。市進学院の学習日程カレンダーには、数通りの型が載っていますが、自分のクラスがどの型であっても、1週間分の学習内容は完全に共通する形になっています。
そこで、まずは1週間の計画をしっかり立てましょう。基本的には、ある科目(例えば社会)の授業を受けたら、その科目の次回の授業までに、必修・授業プリント・ホームタスクのすべてを勉強して、完全に身に付けるようにして下さい。
例えば、「□月△日(月曜日)には、社会の必修第○章、及び、授業プリントΙ―○のうちで授業で扱われた問題の復習」、「翌日の▲日(火曜日)には、社会の授業プリントΙ―○の残り、及び、ホームタスクΙ―○」…というように、必修・授業プリント・ホームタスクを、具体的に何月何日(何曜日)に勉強するか、を決めて実行することです。
そして、授業内で行われる小テストである「タスクテスト」で、必ず満点を取れるようにしましょう! 「タスクテスト」は、必修・授業プリント・ホームタスクを完全に身に付ければ、満点を取ることができます。ケアレスミスも絶対にしないで、必ず満点を取ることを心掛けて下さい。
「タスクテスト」の実施日と試験範囲は、学習日程カレンダーに明記されています。1年間を通じて、4科目とも「タスクテスト」の全部で満点を取り続ける!というぐらいの意気込みで、勉強に取り組んで下さい!!
次に、ほぼ1ヶ月に1度ある定例試験は、4〜5週間分の必修・授業プリント・ホームタスクが試験範囲になっています。定例試験の実施日と試験範囲も、学習日程カレンダーに明記されています。毎回の「タスクテスト」で満点を取れる勉強を続けた上で、定例試験前に、4〜5週間分の教材をもう1度、総復習すれば、内容をしっかりと身に付けることができます。そうすれば、定例試験の各科目及び総合成績で、高い偏差値を出すことができることは、確実です。
[4]小6生は外部の模擬試験を受験しよう!
さらに、小6生は、今年の4月11日(日)に実施される四谷大塚の合不合判定予備テスト第1回、及び、7月18日(日)の同第2回を受験しましょう。
市進学院内部の定例試験の成績だけでは、首都圏の受験生全体の中での位置付けは判明しません。早いうちから、全体の中での自分の位置付けを判断して、志望校の決定や勉強の方針を立てることが、中学入試で成功するために、是非とも必要なのです。
ただし合不合判定予備テスト第1回で好成績を出すためには、社会と理科では注意が必要です。それは、小5までの学習内容を徹底的に復習しなければならない、ということです。そのために、『丸まる要点ノート』(学研)という本を活用した“アッと驚く秘策”があります。詳しくは、この鉄人会のメールマガジンのバックナンバー「[2009/11/24]『ゼロから始めて、中学入試理社の全範囲を完璧に覚える勉強法』と『絶対の暗記術』」をご覧下さい。
9月からは、首都圏で最大規模の模擬試験となる四谷大塚の合不合判定テスト第1〜4回が、毎月続きます。こうした大規模な模試に慣れていないために、9月の合不合判定テスト第1回で失敗する受験生がかなり見受けられます。そうしたことにならないように、4月の段階で第1回合不合判定予備テストを受けることを、強くお薦めします。
われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください!