2008.07.25 配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
お盆の秘密兵器!「自宅合宿」で充実感と自信をつけよう!
受験を制すと言われる夏、特に小6生は全力で頑張っている事と思います。これから、夏期講習や夏期合宿とハードなスケジュールが続きますが、健康に注意して有意義な夏を過ごして下さい。
特に6年生の皆さんは、夏期講習の前期と後期の間、お盆の期間の過ごし方が重要です。もちろん前期夏期講習の疲れもあり、休息期間に充てたいところですが、のんびりしすぎて中だるみしてしまう恐れもあります。そこで、お盆をより有効に、しかも楽しく過ごし、気力がみなぎった状態で夏休みの後半が迎えられるように、お盆期間に「2泊3日の自宅合宿」をしてみてはいかがでしょうか。
まずは、合宿とはどんな感じかをつかんで頂くために早稲田アカデミーの夏合宿をご紹介します。早稲田アカデミーは、約12,000人の生徒が志賀高原に集結し合宿を行います。小6受験生は、4泊5日で1日10時間の勉強をします。相当ハードなスケジュールの中、合宿を通して「これだけの勉強をやりぬいたんだ!」という充実感と自信を胸に帰ってきます。そしてそれが合格へのラストスパートのエネルギーになるのです!合宿の最大のメリットは、この「充実感と自信」です。
そこで、自宅合宿においても、この「充実感と自信」を持たすことを最大の目標とします。下記に合宿のワンポイントアドバイスを書いておきますので、ぜひ参考にして頂き、お子さんとスケジュールを立ててみてください。
□自宅で、1日10時間の勉強!
2泊3日のタイムスケジュールをつくります。1日10時間の学習予定です。
例として、
9:00〜12:00/13:30〜17:30/19:00〜22:00
という具合に予定をたてます。休憩時間の取り方は、50分勉強10休憩とか80分勉強10分休憩とか、各自もっとも能率の上がるように休憩時間を取って下さい。
□自宅合宿用のノートをつくる
専用ノートをつくり、これだけ勉強したというものを形で表します。自宅合宿中にノートを3冊使ったということが、達成感につながります。
□学習環境を変えてみる
いつも学習している場所以外のところで勉強してみましょう。いつも勉強部屋で学習しているならば、居間などを利用したり、同じ部屋でも机の場所とか机上の整理をし、雰囲気を変えて普段と違う学習スペースをつくってあげます。環境が少しでも変われば、合宿としての雰囲気が強くなり、やる気も出てきます。近くに図書館があれば、図書館の利用も効果的だと思います。午前中は家で、午後は図書館で。といった組み合わせも良いでしょう。また、寝る場所を変えるとグッと雰囲気が出ます。
□朝のラジオ体操
合宿の定番であるラジオ体操を、いっしょにしてあげてください。
□夕飯など一緒につくる
カレーライスなど一緒につくってみてはいかがでしょうか。本人の気分転換にもなります。実際に平成20年の慶応普通部の理科の入試問題【5】でカレーライスの作り方が出題されています。
□ 打ち上げをやる
早稲田アカデミーでは、合宿の最終日に盛大に花火を上げます。きつかった勉強が報われる瞬間です。 なにも花火でなくてもかまいません。お子さんが楽しみにできる打ち上げを用意してあげるとよいでしょう。
最後に、自宅合宿で一番大切なことは、達成感・充実感そして自信を持たせることにありますが、それと同時に、家族が一丸となることが成功の大きな鍵となります。家族の協力なくして出来るものではありません。合宿中はゲームやテレビを片付けてしまう(親もテレビを見ない)くらいの協力が必要です。それだけに、自分一人で受験勉強しているのではないという心強い気持ちが生まれます。それが、普段と違う集中力で、とても意義のある充実した自宅合宿ならではの時間をつくるのです!
ぜひ、この自宅合宿で得られた学習に対する自信と家族の絆を胸に栄光のゴールまで突っ走ってください!
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