ーAll About受験ガイド高橋公英さんー
わが子を合格に導くヒントとテクニック

願書の書き方から入学手続きまでについてのまとめ

師走の声を聞いてから真冬並みの寒さの日があります。街にはクリスマスイルミネーションがきらめいていますが、一方では中学入試の本番が近づいて来たことの証でもあります。受験生は受験勉強の追い込み、保護者は入学願書を揃えて出願の準備をしなくてはなりません。今回は出願や入試の手続きについてまとめてみます。

■募集要項を熟読する

募集要項を手に入れたらとにかく熟読してしっかり内容を把握しましょう。カレンダーに必要な手続きを記入します。

  • (1)出願日(郵送か持参か)と受付開始時間
  • (2)通学している小学校に依頼する調査書や卒業見込証明書などがあれば、その依頼をする期限
  • (3)試験日
  • (4)面接日
  • (5)合格発表日時
  • (6)入学手続き締め切り日

細かい注意事項があるので読みながら大事なところには線を引いておくようにしましょう。特に国立附属や公立中高一貫校の書類は、役所への届出書類のように説明がわかりにくいものがあります。疑問に思ったら周りの人と相談するか、学校に問い合わせて確認して間違いのないように。

入学願書の記入の注意事項についてリストアップします。

■志望理由

必要最低限の事項しか記入しないシンプルな入学願書の学校があると思えば、志望理由を記入する願書の学校もあります。前者では事務的にきちんと記入するだけで良いのですが、志望理由欄があるのなら、学校の教育理念・方針に合う志望理由を書くべきでしょう。

しかしながら学校案内丸写しではいただけません。家庭の教育方針と学校の方針が合致していると示せるようにします。志望理由欄が広く1,2行では心もとないという場合があります。そんな時はお子さんの具体的なエピソードを添えて学校の教育理念との一致をアピールできると良いですね。

中学入試の場合は、よほどおかしなことを書かなければ志望理由で落とされることはないので、あまり神経質にならずに記入しても大丈夫です。

■志望順位やその他の記入事項

さらに願書に添付して得意・不得意科目や趣味特技など履歴書のような内容の書面を求める学校があります。面接のある学校では面接の材料として記入した事柄が使われます。記入した内容は面接前に読み込んで覚えておくべきです。

第一志望であるかどうかを願書に記入させる学校があります。入学試験日が早い学校では、併願校にどれくらい流れるのかを知るためです。推薦入試でない場合は第一志望であると申し出て合格し、後に辞退したからといって不利益を被るわけではありません。ですから基本的には正直に申告すべきだと思います。また面接で受験生に他にどんな学校を受験したかを尋ねる場合があります。子どもは正直に答えてしまうものです。ご家庭内で意見統一をしておいた方が良いですね。

他に通学方法や健康状況について記入させる場合があります。これも合格後に通学範囲の規定を超えていたり、アレルギー等の対応で学校に迷惑をかけたりする場合があるので、偽りなく記入すべきではないでしょうか。

■調査書

出願時に調査書を要求する学校は減っていますが、必要な場合は早めに担任の先生にお願いしておきます。記入していただいたお礼を気にされる方があります。普通は必要ありません。お礼をさし上げてもお断りされる先生が多いようです。ただ習慣として受け取る学校や先生もあるので、心配でしたら前年の受験生の保護者にお尋ねになると良いでしょう。

■出席日数

調査書がなくても通知表のコピーを添付する学校は多いですね。欠席が多い場合に不利になるのではないかというご心配があるかも知れません。「体が弱いのではないか?」「不登校ではないか?」と受け取られるおそれです。

多少病気がちで月に2日の欠席でも年間20日くらいにはなってしまうので、そのレベルでは特段に不利とはならないと思います。病欠ならきちんと説明できれば大丈夫でしょう。特別な理由がなく欠席が多いのでは困るかも知れません。

願書のみで調査書も通知表のコピーも不要な学校も少なくありません。出席日数がご心配ならばそうした学校を受験校に加えておくと安心です。

小学校で不登校だったとしても中学という新たな環境で元気に通っているお子さんもあるので、理解のある中学校もあります。思い切って問い合わせてみるのも一つの手段とお考え下さい。不安なまま受験するよりも、受験前に知ったほうがずっと楽です。

■写真

原書貼り付けの写真のサイズが学校によって違うことがあります。サイズと必要枚数を学校別に書きだして、まとめて焼き増しを写真店に依頼します。急に受験校を増やす場合もあるので予備もあると心強いです。余白があれば多少のサイズ違いはどうにかなります。

■その他の注意事項

住所や名前の「ふりがな」がカタカナなのかひらがななのか間違いのないように。こうした記入上の注意が守れないと、学校の連絡や注意に従えない家庭という印象を持たれる心配がありますので。

大切な願書なのに文字に斜線を入れて訂正してあるものも見受けられるそうです。当然のことながら改まった書面ではミスのないように心がけるべきです。願書はコピーを取って下書きをして、十分に推敲と校正をしたものを、書き写すようにしてミスを防ぎましょう。字配りが乱れないように鉛筆で薄く罫線を引いて記入すると安心です。下書きがあれば控えとしても使えます。

■入学検定料(受験料)の支払い

入学検定料は振込をして受け付け印のある振込票の一部を添付、またはコピーして同封する形態がほとんどです。出願日と銀行の営業日の関係をチェックしておきましょう。一番に出願したいのに銀行が閉まっていてできなかったということがないように。

■試験後の手続き

合格発表が即日という学校も増えてきました。他の学校を受験している内に発表と手続きがあったり、合格発表を見て翌日の受験校を変えたりするご家庭も増えてきています。こちらの発表を見て、あちらの学校へ出願などという場合は一人でやろうとすると大変なので家族で協力して手分けをした方がミスがありません。

合格した場合の手続きも滞り無く進められるように、入学手続きに必要な書類は準備しておきましょう。試験は受験生にかかっていますが、手続きは保護者の責任です。手落ちの無いようにしたいものです。

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