第5回 東北地方
藤木講師(中学受験鉄人会スーパープロ家庭教師)
今回は今年6月に震度6強の強い地震が発生した東北地方をいっしょに見てみましょう。 例によって地図を広げて下さい。
宮城県の県庁所在地は東北地方で最大の都市であり、現在、東北で唯一の政令指定都市である(1)市です。ここは、(2)平野の南部に位置し、戦国大名(3)氏の(4)城の城下町として発展しました。夏には「東北三大祭り」の一つ(5)祭が行われます。(1)市の南には(6)川が流れ、東には(7)・(8)わかめの養殖がさかんな(9)湾が広がります。この海湾には「日本三景」の一つ(10)や、日本有数の漁港である(11)港などがあります。 (11)市は(12)半島の西に位置します。旧(13)川の川口がここにありますが、現在の(13)川の新しい水流は(12)半島の北にある追波湾に流れ込むようになっています。
(1)市に戻りましょう。(14)新幹線とその西を並走している(15)道を北上すると(2平野の北部に至りますが、このあたりは広大な(16)が広がっています。江合川を上流に上っていくと伝統工芸品の(17)づくりで有名な(18)町があり、(18)町の北には地熱発電所がある(19)村があります。このあたりは「日本の背骨」にたとえられる(20)山脈の中にあり、岩手、秋田、山形、宮城4県の接点になっています。(21)国定公園も見えますね。今回の大地震の被害が最も大きかったのが、このあたりですが、栗原市、あるいはくりはら田園鉄道の地名が見えるでしょうか。東へ戻っていくと(14)新幹線があり、その東側に(22)や内沼があります。このあたりはハクチョウをはじめとするさまざまな生物にとってとても棲みやすい環境で(23)条約によって保護されています。このまま(14)新幹線と(15)道を北上すると岩手県との県境が近づいてきます。岩手県に入ると東の方から(13)川が寄ってきて(14)新幹線と交差します。このあたりも地震の影響が大きかった土地ですが、歴史上有名な地名が見えてきますね。奥州藤原氏が(24)時代の末に(25)寺を建立した(26)です。そこをどんどん北へ進みましょう。やがて北上盆地に入ります。このあたりで東西を見渡すと東から北上高地、(13)川、(14)新幹線、(15)道、(20)山脈が南北に横並びしているのがよくわかります。花巻という地名をさがして下さい。作家(27)が活躍した土地です。飛行機のマークがあるので(28)も備えているし、(15)道も通っています。空気もきれいだし、(29)工場を建てるのに最適の条件ですね。 (15)道が「(30)」と呼ばれる理由がここにあります。
北へ進むと岩手県の県庁所在地の(31)市に出ます。ここは伝統工芸品の(32)の産地として有名ですね。(31)市を中心に西へは(33)新幹線が伸びています。北勢地方には(34)農場があり、「(35)富士」と呼ばれる(36)山があり、その山の麓の松川や葛根田には(37)発電所が備えられています。このあたりは(38)国立公園に指定されています。(31)市の北には歌人(39)に縁の土地渋民が見えます。(14)新幹線を北に進むと青森県に入り現在の終点である(40)市に着きます。ここは東北で最大の漁港があることで有名です。(40)市の北に(41)川の川口があります。この川を上流に上ってみましょう。有名な(42)湖に着きますね。この湖は(43)湖に分類されますが(43)湖とは火山活動でできたくぼ地に水がたまってできた湖のことです。秋田県との県境に沿って西に進みましょう。(15)道と交差し、東経140°ラインまで来ました。南の秋田側には三大美林(天然)の一つ「(44)」が群生し、西へ進むと世界遺産に指定されている(45)の原生林がある(46)山地に出ます。さらに北を見ると青森第2の都市(47)市があり、(48)平野が広がり始めます。ここは(49)の生産が有名で出荷高は全国1位。伝統工芸品の(50)塗りの産地でもあります。(51)川が流れ、「(52)富士」と呼ばれる岩木山があります。(48)平野は(53)半島にまで及んでいます。(51)川を下って行くと(54)湖に出ます。(53)半島の北端(54)崎は北海道との連絡口です。昔は連絡船が運航されていましたが、1986年からは(55)トンネルが本州と北海道を結んでいます。この半島は三大美林の一つ「(56)」の群生地でもあります。(53)半島の東岸を南下していくと県庁所在地の(57)市に着きます。市の近くには縄文時代の(58)遺跡があります。また青森県は「東北三大祭り」の一つ(59)祭が毎年夏に行われています。
(57)市から東へ、(60)の養殖で有名な(61)湾に沿って海岸線を進んでいきましょう。野辺地過ぎから北へ向かい、斧の形をした(62)半島に入ります。北緯(63)°線を越えていくと霊山として知られる(64)山があります。ここは死者の霊が降りて来る土地であるとされています。このあたりにも「(56)」が群生しています。その原生林に囲まれて(65)湖がひっそりとかくれています。
ここで半島を東へ横断して太平洋側の海岸に出てしまいましょう。沖合に(66)海流が流れていて(67)が吹くと東北地方の太平洋側全体が冷害に襲われてしまうことは知っていると思います。 北緯(64)°線の近くに(68)村がありますがここは(69)のリサイクル施設があります。ここから大急ぎで太平洋岸を南下しましょう。岩手県に戻って来ました。久慈市を過ぎたあたりから出入りの多い(70)式海岸が始まり、(71)国立公園に入って来ます。このあたりは(72)の被害を受けやすい地域でもあります。(73)海岸という地名で呼ばれることもあります。
【解答】
(1)仙台 (2)仙台 (3)伊達 (4)青葉(仙台) (5)七夕
(6)阿武隈 (7)かき (8)のり (9)仙台 (10)松島
(11)石巻 (12)牡鹿 (13)北上 (14)東北
(15)東北自動車 (16)水田地帯 (17)こけし (18)鳴子
(19)鬼首 (20)奥羽 (21)栗駒
(22)伊豆沼 (23)ラムサール
(24)平安
(25)中尊
(26)平泉
(27)宮沢賢治 (28)空港
(29)IC (30)シリコンロード (31)盛岡 (32)南部鉄器
(33)秋田 (34)小岩井 (35)南部 (36)岩手 (37)地熱
(38)十和田八幡平 (39)石川啄木 (40)八戸 (41)奥入瀬
(42)十和田 (43)カルデラ (44)秋田すぎ (45)ブナ (46)白神
(47)弘前 (48)津軽 (49)りんご (50)津軽 (51)岩木 (52)津軽
(53)津軽 (54)竜飛 (55)青函 (56)青森(津軽)ひば (57)青森
(58)三内丸山 (59)ねぶた (60)ほたて (61)陸奥 (62)下北
(63)41° (64)恐 (65)宇曽利山 (66)千島 (67)やませ
(68)六ヶ所 (69)核燃料 (70)リアス (71)陸中海岸 (72)津波
(73)三陸