第4回 群馬・栃木・茨城
藤木講師(中学受験鉄人会スーパープロ家庭教師)
今回は関東地方の地図を広げてみましょう。群馬県の県庁所在地は( 1 )市ですが、その南西に位置する( 2 )市も交通の要として重要な役割を果たしています。(2)を分岐点として2つの新幹線が北と西へ伸びています。北に向かうのが( 3 )新幹線、西に向かうのが( 4 )新幹線です。(3)新幹線に乗ってみましょう。( 5 )自動車道と並走しながら北上して行くと榛名山が見えてきます。この山の北には( 6 )川が流れています。上流(西)へ上ってみましょう。よく聞く地名が出てきます。高原野菜の一つである( 7 )の生産で有名な( 8 )村があります。また、(8)村の北東には( 9 )温泉があります。この温泉は昔からの湯治場として知られてきました。(8)村の南を見ると長野県との県境に活火山の( 10 )山があるのが見えるでしょう。この火山は非常に活動がさかんで、歴史的にも古くから噴火の記録が見られます。8世紀に完成した史書「 11 」にも、天武天皇の時代(7世紀)に噴火したという記録があります。中でも最大の噴火は江戸時代の1783年のもので近隣の農村は大きな被害を受け、これが「( 12 )の大ききん」の原因の1つになったとされています。なお、(9)温泉や(10)山は現在( 13 )国立公園の一部になっています。
ちょっと西に寄りすぎたので再び(3)新幹線に戻りましょう。(6)川を越えて北上するとやがて( 14 )山脈にかかり始めます。東を見て下さい。なんと( 15 )川が流れているではありませんか。千葉県銚子市付近で海に入るこの川の水源がこのあたりなのです。このあたりには多くのダムが建設されていますが、一番北にある( 16 )ダムの名前は覚えておきましょう。(3)新幹線は県境にある( 17 )岳を( 18 )トンネルでくぐり抜け終点の( 19 )市まで伸びて行きます。
(16)ダムまで来たのでそこから東へ向かいましょう。群馬・栃木・福島3県にまたがって有名な( 20 )沼沢地が広がっています。「夏の思い出」という歌曲にも出てくる所で、多くの人に知られています。以前は( 21 )国立公園に属していましたが、現在はそこから分けられ、独立した国立公園として指定されています。群馬県と栃木県の県境線を南下して行きましょう。栃木県側には修学旅行の定番 日光 があり、( 22 )山や( 23 )湖、( 24 )滝などがあります。日光の( 25 )は徳川家光が祖父の( 26 )を祀った神宮で世界遺産に指定されています。(23)湖の南には( 27 )跡があります。明治時代、ここで発生した産業廃棄物が( 28 )川に排出され、川の流域にある水田農家に多大の被害をもたらしました。この惨状を見た代議士の( 29 )は政府に対策を要求するための努力をしました。
県境をさらに南下していきましょう。(28)川が県境と交差するあたりには重要な地名が多く見られます。群馬県側には絹織物の産地(29)市が、そしてその西には旧石器時代の遺跡である( 30 )遺跡があります。栃木県側にも絹織物の産地足利市があり、室町時代に創設され、明治時代まで続いた足利学校の跡が近くにあります。足利市の南西には( 32 )工業地域の中心都市( 33 )市があります。ここは( 34 )を生産する工場が多く存在しています。(32)工業地域は生産高を伸ばし、生産額ランキング3位だった( 35 )工業地帯と肩を並べるまで成長してきました。(33)市の西にはかすり(織物)の生産地の( 36 )市があり、そこを西に行くと(2)市に戻って来ます。(2)市の南西には明治時代のせんい工業の元祖である( 37 )の旧建物があります。1872年にスタートしたこの工場はせんい産業の技術者指導を育成する目的で建てられました。(37)から西へ寄ると( 38 )の生産地下仁田があります。
今度は栃木県の県庁所在地( 39 )市からスタートしましょう。( 40 )本線と(40)新幹線が(39)市を通って県を縦断し、その西を( 41 )自動車が、東を( 42 )川が並走しています。さらに東へ行くと焼物の産地( 43 )が見えます。(42)川を南下すると茨城県に入り、すぐにつむぎ(織物)の産地( 44 )に着きます。そこから南東方向に伸びて行くと、( 45 )研究学園都市があって、その東に日本で2番目に広い湖の( 46 )があります。この湖は最大水深が10mにも満たない「広く浅い湖」です。秋田県の( 47 )湖が400m以上あるのと対照的です。千葉県との県境を(15)川が流れていますが、佐原・潮来といった地名が見えますよね。このあたりは( 48 )と呼ばれる低湿地が広がっていて、台風が来る前に収穫する( 49 )の産地です。(15)川をそのまま下って千葉県の漁港( 50 )市まで行きましょう。そこから北へ海岸線沿いに行くと( 51 )工業地域に着きます。このあたりの海岸線沿いに行くと(51)工業地域に着きます。このあたりの海岸線はなだらかな( 52 )海岸なので船舶の着岸が難しくそのため、外国から原油を運んで来る( 53 )などが入りやすいようにY字型の水路が設けられています。これを( 54 )港と言います。なだらかな海岸をさらに北上していくと、( 55 )川の河口に着きますが、川を少し上流へ上ると茨城県の県庁所在地の( 56 )市があり、日本三庭園の1つ( 57 )があります。(55)川の河口に戻って北へ行くと( 58 )発電所が設置された( 59 )村のある所です。さらに北上して久慈川を越えると( 60 )自動車道が近づき、( 61 )市が見えてきます。(61)市は( 62 )の生産地で有名な所で、愛知県の( 63 )市と同様、大きな製造企業が都市の中心となっている( 64 )町です。
【解答】
(1)前橋(2)高崎(3)上越(4)長野(5)関越(6)吾妻(7)キャベツ(8)嬬恋(9)草津(10)浅間(11)日本書紀(12)天明(13)上信越(14)越後(15)利根(16)矢木沢(17)谷川(18)大清水(19)新潟(20)尾瀬(21)日光 (22)男体 (23)中禅寺 (24)華厳 (25)東照宮 (26)徳川家康 (27)足尾銅山 (28)渡良瀬 (29)田中正造 (30)桐生 (31)岩宿 (32)関東内陸 (33)太田 (34)自動車 (35)阪神 (36)伊勢崎 (37)富岡製糸場 (38)こんにゃくいも (39)宇都宮 (40)東北 (41)東北 (42)鬼怒力 (43)益子 (44)結城 (45)筑波 (46)霞ヶ浦 (47)田沢 (48)水郷 (49)早場米 (50)銚子 (51)鹿島臨海 (52)砂浜 (53)タンカー (54)掘り込み (55)那珂 (56)水戸 (57)偕楽園 (58)原子力 (59)東海 (60)常磐 (61)日立 (62)家庭用電気製品 (63)豊田 (64)企業城下町