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早稲田アカデミー

早稲田アカデミーの特徴

メリット・デメリット

メリット

 早稲田アカデミーの象徴として、ハチマキを締めた生徒さんの姿や、体育会系の講師陣の元気な声かけが挙がるように、塾のイメージとして「熱血指導」がすっかり定着しています。そうした講師・教室との熱のこもったコミュニケーションには、生徒さんに少しでも近い位置から、その時々の様子を的確に把握して、生徒さんにとってのよりよい環境づくりを徹底しようという早稲アカならではの姿勢が伺えます。例えば「回診電話」と呼ばれていますが、原則1ヶ月に1度のペースで教室から各家庭への電話掛けが行われること、あるいは入試本番で、試験を終えた生徒さんに原則教室に寄って状況を報告するように伝え、そこで生徒さんの様子を生に見た講師が、激励やフォローを施すといったことは、ご家庭にとって大変心強く感じられるものではないでしょうか。塾の立場から、ご家庭と一緒に生徒さんを支える、という「面倒見のよさ」は他塾にない大きな魅力と言えます。

デメリット

 メリットとして取り上げました、早稲アカならではの熱のこもった指導、コミュニケーションのあり方は、必ずしも全ての生徒さんにとってプラスに働くとは限りません。あくまでも相性としてですが、生徒さんの中には講師の熱い接し方を、逆に圧力と感じてしまい、萎縮してしまって力が出せないといったことも出てくるようです。また、塾としての位置ですが、今や高校受験では早稲アカ、の定評にはとどまらず、中学受験の合格実績でも飛躍的な成長を遂げていることは確かです。ただしそれでもまだサピックス、日能研には水をあけられているところはあります(21年度実績・男女御三家合計でサピックス→約710名、日能研→約440名、四谷大塚→約400名、早稲田アカデミー→約280名)。教室規模を考えれば単純に数字が全てとは言えませんし、これから間違いなく成長して行く塾ではありますが、中学受験としてのキャリアはまだ分厚くなっているとまでは言えないでしょう。カリキュラムに目を転じてみると(→下記カリキュラム項目ご参照)、基本的にはクラス替えは成績を基準としており、SSクラスの入室基準は統一されていますが、それ以外のクラス編成については教室裁量によるところも多く、例えばサピックスのような「クラスを上げたい」という短期的かつ明解な動機を持つ機会は決して多くないことも確かです。

転塾について

早稲田アカデミー→他塾の場合

 上記にもありますように、早稲田アカデミーは、塾から生徒さんへの働きかけがとても熱く、またそれを奨励しているところがあります。そのため、生徒さんの中にはその熱さを、プレッシャーと感じてしまったり、萎縮してしまったりするケースもあります。そうした負担が過度になってしまうと、塾に通うこと自体が苦痛にもなりかねません。生徒さんの様子を見たうえで、必要に応じて転塾を考えることも有効でしょう。

 転塾先としては、より高度なカリキュラムに対応することを目指すのであればサピックス、YTのカリキュラムつながりを考えれば四谷大塚、規模は大きくなりますが、その分塾からの過度な働きかけを気にする必要がないという点では日能研が挙げられます。転塾の時期としては、サピックスはカリキュラムの進度が早いので、できるだけ早期に、5年生の夏休み明けをリミットにするべきでしょう。四谷大塚・日能研については、講習明けでカリキュラムが変わる時期に移る方がスムーズに対応ができます。リミットとしては新6年生になる年度替わりの時期と見ておくべきです。

他塾→早稲田アカデミーの場合

 逆に他塾ではクラス替えが頻繁にあり過ぎて、生徒さんが落ち着いて目標に向かえない、といったことや、教室からの働きかけに物足りなさを感じる、といった際には、生徒さんへの積極的な働きかけと面倒見のよさを見て他塾から早稲田アカデミーに移るケースも見られます。その際には、四谷大塚・日能研と同じく、カリキュラムの切り替え時期に合わせて、新6年生の年度替わりをリミットとすることが得策でしょう。

志望校対策

 早稲田アカデミーでは、志望校対策講座として『NNクラス』が学校毎に開設されます(→下記カリキュラム、SS選抜・NN選抜項目ご参照)。志望校のNNクラスがある場合は、クラス選抜テストで入室合格基準を超えることをまず目指します。NNクラスに入室後は、徹底した志望校対策が進められるため、その内容をしっかりと復習することで理解を確実なものにしましょう。

 

 目指す志望校のNNクラスがない場合には、無理に傾向の近い学校のNNクラスに入るよりも、独自で過去問演習を進めることの方が効果は上がるでしょう。早稲田アカデミーでは、生徒さんから自主的に教室の先生に質問などをぶつけても、それに応える体勢があります。過去問についても、先生と相談のうえ、しっかりと計画を立てて進めて、解説や不明な点などについては塾の先生をつかまえてでも質問するといったかたちをつくるようにしましょう。

 早稲田アカデミーは四谷大塚のYT.net提携校であるため、『合不合判定テスト』を受験することになります。志望校選定についての材料は『合不合』が主となります。

カリキュラム

 早稲田アカデミーではコースを、選抜クラスの『SSクラス』、一般クラスの『Sクラス』に分けています。Sクラスは上位からS1、S2…と名づけられ、さらに教室によっては、SSクラスとS1クラスの間に位置づけられる『SPクラス』が設置されています。クラス替えは公開テストなどの成績が基準となっています。

 クラス人数は、科目によっての違いはありますが、基本的に1クラスは15名程度の少人数制で、より講師と生徒のコミュニケーションが取りやすいような環境づくりがなされています。6年生は7月までで一通りのカリキュラムが終了しますので、7月までは予習シリーズの徹底理解、夏休み以降は、弱点補強や志望校対策に重点を置くことが通常のかたちとなります。

SS選抜・NN選抜

 通常授業で最上位にあたる『SSクラス』や、6年生から難関中の学校別対策として設置される『NNクラス』には、選抜テストがあります。上位校を目指すうえで、ぜひとも在籍しておきたいクラスですので、その選抜テスト対策をしっかりと進めて備えることが必要になります。「SS選抜テスト」は4・6・8月に行われ、「NN選抜テスト」は、3月下旬と4月下旬、7・8月に実施され、途中入室のためのテストは6月と10月に行われることになっています。対策としては、予習シリーズの練習問題までの演習を徹底して見直すことにありますが、NNクラスでは、本番の入試問題に近い内容が出題されることがありますので、志望校の過去問で傾向をつかんでおくことも必要です。

合宿

 早稲田アカデミーの特徴のひとつとして、8月に実施される「夏期合宿」があります。志賀高原と苗場で行われるこの合宿には、毎年ほぼ全塾生が参加する、一大イベントの様相を呈するものです。合宿参加中は頭にハチマキを巻き、1日勉強漬けとも言える数日を過ごすことになりますが、塾生には勉強面での成果だけでなく、やり遂げたという達成感を持つ効果が生まれます。かなり厳しい環境と思われながら、塾生が積極的に参加する背景には、そうしたメリットだけでなく、塾生に自然に参加意欲を持たせる、講師陣の並々ならぬ努力があると言えます。とても密度の濃い時間となります。

テキスト

 早稲田アカデミーは、四谷大塚のYT.net提携校であり、四谷大塚の『予習シリーズ』をメインの教材としています。副教材としては、栄光ゼミナールなどで使用している『新演習』と同じ内容である、『W−Basic』を使用しています。

『W−Basic』は予習シリーズの内容を、より取り組みやすく再構成したもので、単元ごとにリンクしているため、補習教材としては極めて有効になっています。

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