鉄人の一通入魂

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2011.08.05 配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
6年後半から飛躍的に伸びた生徒に見る合格を引き寄せる8つの法則

今回は、今まで私が指導を担当した生徒さんで、特に6年生の後半に伸びた生徒さんや合格を引き寄せた親御さんの姿勢などを書き出して、合格をつかむ法則を導き出したいと思います。

法則その1
「夏休みに、これだけはやった!という自信をもった」

中学受験で、一番集中して勉強できるのが6年生の夏です。夏休みに力をつけることが大事だ、とよく言われます。しかし、結果はすぐに現れない場合も多いものです。本当に大事なのは目に見えない力、「自信」を持つことです。自分で、「これだけはやった」という自信を持つと、それが底力となり、受験までの5か月間の伸びが違ってきます。夏に意識して自分を追い込める受験生が合格に近づきます。

法則その2
「過去問を頭と心に沁み込ませた」

どうしても塾のペースだと、過去問演習が出遅れがちになってしまいます。夏休みから"敵を知る"ということで、点数がとれなくてもいいから、解いて、慣れていくことが大切です。何回も解き、その学校がどのように問題を出すかを、頭や体に沁み込ませてください。何となく解いていると点数が取れないため、やる気がなくなるのは当然です。しっかりと目的意識をもって自分の力が今どのくらいで、あと、どうように点数を取れば合格できるかを理解しようとする受験生は合格に近づきます。

法則その3
「直前に理社を徹底的に覚えこんだ」

国語や算数は積み重ねの科目ですが、理科や社会は直前の努力が功を奏する科目です。特に、受験直前の12月、1月に、徹底的に覚え込めば、かなり短期間で学力がまとまってきます。ただ、それまでに、徐々に基本的なことをマスターしていく日々の努力は必要です。テキストもあれこれ手をつけずに「これ!」というものを決め、何度も繰り返しましょう。地道な作業ですが、受験前の徹底した理社の勉強に耐えた受験生が合格に近づきます。

法則その4
「模試の自己採点・テスト直しを当日にやっていた」

模試は「やりっぱなし」ではいけません。必ず自己採点やできなかった所の復習をテスト当日にすることが大切です。勉強とは自分がなぜできなかったのかを知り、それをできるようにすることです。だからこそ、テストは一番実力がつく良い機会なので、自己採点、テスト直しを常に実践できる受験生が合格に近づきます。

法則その5
「どうしても合格したいという気持ちが芽生えた」

中学受験では、親の方針で受験勉強を始めるケースが多いと思いますが、合格する受験生は皆、6年の後半には「自分が行きたいから」、「どうしても受かりたい」という、強い意志が芽生えています。そのパワーは、全ての源になると思います。小学6年生は子供ですが、みな計り知れない可能性を持っています。その子供達が、受験生の自覚をしっかり持って毎日苦しい努力に耐えれば、必ず良い結果が得られるでしょう。

法則その6
「1月受験に一喜一憂せずに気持ちのコントロールができていた」

1月受験の合否で一喜一憂してしまう受験生が多いと思います。しかし、大切なのは受験期の気持ちのコントロールです。結果が出なかったとしても、受験に対するモチベーションを維持しつつ、2月の本番を迎えることが大切です。お試し受験として、軽く1月受験をすると痛い目に遭います。しっかり計画を立てて、お子さんのタイプを見極めて、戦略的に1月受験を乗り切りましょう。合格したら「勝って兜の緒を締めよ」で、うまくいかなくても「そこには行く気がなかったんだから」とお子さんの気持ちをコントロールできる親が合格を引き寄せます。

法則その7
「親も子もあきらめなかった」

この"あきらめない"ということはとても大切です。受験生はもちろんですが、親レベルでもあきらめないことが大切です。過去問を解いて「こんな点数じゃ受からない」と子供が自暴自棄になることもあるでしょう。でも、そこで追い打ちをかけて「何で、今まで塾であんなに勉強したのにできないの!」って叱る親の対応では合格からは遠ざかってしまいます。

そこで「う〜ん、この点数では厳しいけど、でもまだできることはあるんじゃないかな。あきらめないで、頑張ろうね。私も応援するから。」と励まし、一緒に寄り添ってサポートし、受験まで"あきらめない"でやろうという、親の心からの言葉が、どれだけ、受験生の子供に勇気と希望を持たせるかわかりません。そういう光景を何度も見てきました。12歳の子供が中学受験というとてつもない壁に挑もうとしているのを、あきらめない気持ちで大人がサポートすることが何よりも大事です。あきらめないで第一志望を思い続け、くじけることがあっても、また立ち上がって、何度も何度も失敗を繰り返しながらも、受験に向けて頑張る親子が合格を引き寄せます。

法則その8
「親子で同じ方向を向けた」

親子が同じ方向を見て、二人三脚で頑張り続けると合格可能性は高くなります。逆に、子供がやる気になっているのに親があきらめてしまったり、親が過剰に子供へプレッシャーをかけ、受験する本人が萎縮してしまっていると合格率は下がってしまいます。親子で、自分たちができる努力を最大限やって、ここまでやったのだから、結果はどうであれ、よく頑張った。という気持ちをもって受験日を迎えられるのが理想です。中学受験は、わが子が初めて本気で挑む戦いです。

だからこそ、そこへ親子で参加するのに、違う方向を向いていてはいけません。親子喧嘩が絶えないというご家庭も多いかもしれませんが、それは、同じ方向を向いての喧嘩であればいいと思いますが、違う方向を向いての喧嘩は、反抗期と絡んでお互い消耗するだけです。同じ方向を向くには親の姿勢が大事です。期待という気持ちを持ちつつも、現実を把握してわが子に接することができれば合格に近づいていくでしょう。

いかがでしたでしょうか。こうして改めてまとめてみると、当たり前のことばかりになってしまいましたが、やはり、こういった当たり前のことが大切なんだと思います。最後に、中学受験に向かって頑張っている受験生、保護者の皆さん、皆さんの中学受験成功を祈っています。

われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜび、大切なお子さんの合格のためにプロ家庭教師をご指名ください!

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