鉄人の一通入魂

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2010.12.03 配信
絶対に役立つ中学受験専門プロ家庭教師からの必勝アドバイス!
理科離れ解消!親子で楽しむ理科クイズ

2010年10月29日に配信したメルマガ「理科離れ解消!親子で楽しむ理科実験」では、子供たちが「理科に興味を持つ」、「理科が好きになる」きかっけになればという思いから、"親子で楽しむ理科実験"をご紹介しました。

今回は、その第2弾として、「理科離れ解消!親子で楽しむ理科クイズ」をテーマにしてみました。内容は、今年話題になった「地球温暖化」、「生物多様性」、「宇宙」に関する分野です。ぜひとも親子でチャレンジしてみてください。

クイズはすべて4択で、設問→解答→解説、という流れになっています。クイズを十分に楽しむために、プリントアウトして回答を隠しながら、読み進めて頂くと良いかもしれません。

問題1.世界の気温は、過去100年間でどれくらい上昇したでしょう?

(1)約0.2度  (2)約0.7度  (3)約1.4度  (4)約2.1度

正解:(2)約0.7度

しかも、気温の上昇は年々加速しています。皆さんの体温で考えてみましょう。普段の体温が36.5度の人が37.2度になります。少し熱が出てきた状態です。皆さんは学校に行きますか?

問題2.では、東京の気温は、過去100年間でどれくらい上昇したでしょう?

(1)約0.5度  (2)約1度  (3)約2度  (4)約3度

正解:(3)約3度

いかに東京が暑くなっているかわかると思います。体温でいうと、36.5度の人が39.5度の高熱を出した状態です。皆さんは学校に行きますか?「はい!」と答えた人!いけません。病院に行きましょう。ちなみに、日本の気温は、過去100年で約1度上昇しています。

問題3.今世紀末の世界の気温は、最大でどれくらい上昇するでしょう?

(1)約2.4度  (2)約3.4度  (3)約5.4度  (4)約6.4度

正解:(4)約6.4度

なんと!今世紀末には最大で約6.4度も上がると予想されています。体温でいうと・・・、36.5度の人が42.9度!生きていけませんよね。今まさに地球は、このような大変な温暖化の危機に直面しているのです。

さて、地球温暖化が進み、動物たちも困っています。

問題4.では、ホッキョクグマは地球温暖化が進んで、なぜ困っているのでしょう?

(1)おなかがすいた  (2)けがをした  (3)暑い  (4)寒い

正解:(1)おなかがすいた

なぜだと思います?ホッキョクグマはアザラシが大好物です。これまでは、北極海が氷に覆われていたので、エサとなるアザラシを簡単に捕まえることができました。ところが、最近は、氷がどんどん融けているため、アザラシはすぐに海の中に逃げてしまいます。ホッキョクグマは泳ぎがとても苦手なので、アザラシを捕まえることができません。それで、おなかがすいて困っているのです。

問題5.南極に住むペンギンのヒナが泣いています。なぜでしょう?

(1)おなかがすいた  (2)けがをした  (3)寒い  (4)暑い

正解:(3)寒い

温暖化が進んでいるのに寒いというのは、意外と思うかもしれませんね。実は、ペンギンのヒナは、全身が羽毛で覆われています。南極では雪が降りますが、羽毛は雪には強く、身体の中までしみこまないようにはじいてくれます。しかし、最近では温暖化の影響で、南極でも雨が降るようになりました。羽毛は雨には弱く、水をはじくことができないため、たちまちびしょびしょになってしまいます。雨にぬれて身体が冷えてしまうのです。

このように、地球温暖化は、人間だけでなく、すべての生き物の生態系にも大きな影響を与えています。地球温暖化を何とか食い止めなければなりません。

地球温暖化の大きな原因となっているのは"二酸化炭素"です。二酸化炭素はエネルギー(電気・ガス・ガソリンなど)を使うほどたくさん出ます。だから、エネルギーを節約することがとても重要です。みんなで、省エネを心がけましょう。

問題6.宇宙からの問題です。1000年後、地球と月の距離は、どうなっているでしょう?

(1)今と変わらない (2)約38m遠ざかる (3)約38m近づく (4)そのころ月はない

正解:(2)約38m遠ざかる

これも意外ですよね。実は、月は1年に約3.8pずつ遠ざかっているのです。このため、1000年後の月は、今よりも約38m遠ざかります。ずっと先の将来、月は今より小さく見えることになります。逆に、太古の昔は、月はもっと大きく見えていたんですね。

最後のクイズです。難易度の高い問題にチャレンジしてみてください。

問題7.地球は1日に1回転しています。では、地球を外からながめると、日本付近では、その速さはどれくらいでしょう?ただし、地球の自転軸から日本付近までの距離は5300qとし、円周率は3.14とします。

  • (1)時速100qくらい(高速道路を走る車くらい)
  • (2)時速270qくらい(東海道新幹線の速さくらい)
  • (3)時速500qくらい(リニアモーターカーの速さくらい)
  •  
  • (4)時速1400qくらい(ジェット旅客機より少し速いくらい)

正解:(4)時速1400qくらい(ジェット旅客機より少し速いくらい)

図形の計算でできますね。自転軸から日本付近までの距離が5300qなので、半径5300qの円を描きながら1回転することになります。1回転したときの距離は
5300q×2×3.14=33284q
33284qを24時間で動いているので、時速は、
33284q÷24時間≒1386.8q/時間  時速は約1400q となります。
それでも地球上にいる生物たちが振り落とされないのは、重力のおかげですね。

いかがでしたでしょうか。どれくらいわかりましたか? こうしたクイズを通して、「理科が好きになる」、「理科に興味を持つ」きっかけになれば幸いです。"理科離れ"を解消して、中学受験合格を目指して、がんばりましょう。

われわれ中学受験鉄人会のプロ家庭教師は、常に100%合格を胸に日々研鑽しております。ぜひ、大切なお子さんの合格の為にプロ家庭教師をご指名ください。

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